ヤマセミ(山翡翠)の覗きまど ヤマセミ 手軽な人工巣穴は可能か

ヤマセミ 手軽な人工巣穴は可能か

 2016年も半分が終わりました。ヤマセミの生息域と営巣場所は減りつつあります。
我がフィールドの流域では2011年から繁殖の確認が出来ていません。しかし、他の流域から移動してきたと思われる個体は、毎年確認できています。残念ながら営巣場所が無いので先行きは明るくありません。
ダム建設時などに人工営巣地を作っていますが、普段は地方自治体などの協力なしでは無理です。

神保賢一路氏の報告だと、孵化後、大雨などで崩落し巣穴から落ちたヒナ6羽を、フクロウの人工巣箱に移したところ、親鳥が餌を運び巣立ちしたそうです。
4月の産卵時、雨露を避け、寒暖の変化を抑えれば、木製の巣箱でも可能かも知れません。
しかしペアのヤマセミが人工巣箱を産卵に選ぶには、蛇などの侵入を防ぐ工夫が必要です。
また構造も自然の巣穴に模して作る必要があります。腐食の対策も要ります。
入口内径12~15cm 、円筒の長さ50~60cm、傾斜角10~11度、巣箱の大きさ60X70X50(WDH)
巣穴までの高さは4~5m、巣箱の中には赤土が必要だと思います。
又、塩ビなどを使用する場合は土などの滑り止めも入れる必要があるでしょう。
計測値は巣立ち後ザイルで懸垂、2か所を実際に測りました。産室は他の文献も参考にしました。
もし、そういう場所があり、挑戦してみようと思う方は是非お願いします。
産室は木製巣箱を想定し、土などを入れるので大きめにしてあります。実際は40X60X30ほど。

マセミ(山翡翠)Megaceryle lugubris ブッポウソウ目カワセミ科 Crested kingfisher L38cm  
2016-06-30-eda-001.jpg

マセミ(山翡翠)Megaceryle lugubris ブッポウソウ目カワセミ科 Crested kingfisher L38cm  
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マセミ(山翡翠)Megaceryle lugubris ブッポウソウ目カワセミ科 Crested kingfisher L38cm  
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マセミ(山翡翠)Megaceryle lugubris ブッポウソウ目カワセミ科 Crested kingfisher L38cm  
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マセミ(山翡翠)Megaceryle lugubris ブッポウソウ目カワセミ科 Crested kingfisher L38cm  
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マセミ(山翡翠)Megaceryle lugubris ブッポウソウ目カワセミ科 Crested kingfisher L38cm  
2016-06-30-eda-006.jpg

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No title

おはようございます。
いつも素晴らしい記事を掲載下さり、興味深く拝読しております。
人工営巣地、ヤマセミ用ではなくカワセミ用を何度か作りましたが、まだ一度も成功していません。
せっかく用意した巣穴ではなくその横をつついたり、また、人工巣穴入り口を覗くまではするのですが、そこから進んでくれません。
今冬にまた来年用の造成をトライする予定です。
一番の課題は「土」だと思っています。営巣地に適した「土」がなかなか手に入りませんし、その土の硬さ、詰め具合をどの程度にすれば良いのかも難しいところです。
治水は重要な事業ですが、自然環境の保護にももう少し留意して欲しいものですね。

No title

だっくさん、今日は。
いつも観て頂きありがとうございます。
実は人口ヤマセミの巣を作りかけていました。木製ではなく土で。
水面から4mほどの高さで、ここまで増水したことはないので選びました。
しかし、昨年の大雨では、予想を超えていて流されてしまいました。
石組みと砂利、赤土で土台と巣穴までは完成していました。一人で3年かかりました。
自然の力はすごいものだと改めて思いました。木製ならもしかして作れるかも知れません。

ヨーロッパでは、カワセミ用などの人口巣穴で多くの繁殖が確認されているようです。
イギリス、フランスには運河が多いので、そこに設置するようです。
英語で検索すると写真も一緒にでてきます。

No title

渓谷地では岩肌が多く営巣に適する場所は限りがありますね、土があっても深くは掘れないですから渓谷のヤマセミの営巣は厳しいものがありますね。
文献には渓谷から数キロ先の山里に巣穴を掘っていたという話もありますけど、リスクも大きそうです。

橋の下の付け根なら土を深く入れて穴が掘れるような構造にすることも出来そうな気がしますね。ま、それには行政の協力が必要ですが・・・個人レベルなら川沿いの傾斜地を購入して穴掘りできるように造成するとかでしょうか。傾斜地なら破格値で買えるかもしれませんね。

No title

てばまるさん、今日は。
岩盤の弱い部分が、長い年月の間に削られて渓谷になったいる所が多いと思います。
土崖は河岸段丘の端の部分が崩落したような場所でないとありません。
そのような場所は人間社会と隣接することが多く、改修や修復が行われます。
最近は法面をスティールの網で覆うとか、モルタルなどを吹き付けてあり、とてもヤマセミの巣穴にはなりません。
大雨などで崩れた林道も放置されることは希で、すぐに修復されてしまいます。

そこで人口の巣穴を考えているのですが、かなり難しそうです。
理解ある自治体と、熱意ある担当職員がいれば、協力してもらえるかも知れません。
プロフィール

川原kaze

Author:川原kaze
機材 カメラNikonD3s D300
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Nikkor70-300mm F4.5-5.6G

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